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主体的に生きるために大切なこと

目次

主体的であるとは?

今日は、子どもが通う学校の保護者と先生との食事会に参加しました。

その先生はコミュニケーションを教えている方で、いろいろなお話を聞きながら交流する時間を過ごしました。

私自身もNLPをベースにしたコミュニケーション技術を伝えているので、

「コミュニケーションは多面的な視点を持つことが大切」

「相手の状況や立場によって関わり方が変わる」

という点に改めて気づかされました。

 

その中で、私がシェアしたいと思ったのが 「主体的であること」 についてです。

これはスティーブン・R・コヴィー博士の『7つの習慣』の第一の習慣としても紹介されている考え方です。

成功する人が共通して持っている習慣のひとつが「主体的である」という姿勢。

つまり、「自分の人生の主導権を自分で握る」ということですね。

 

主体的に生きるための前提

主体的に生きるためには、「自己責任の意識を持つこと」が欠かせません。

何か問題が起こったとき、つい他人や環境のせいにしてしまいがちですが、

「自分にできることはなかっただろうか?」と振り返る習慣が大切です。

例えば、誰かが失敗をしたとしても、それが起こる前に自分がもう少し配慮していれば防げたかもしれないと考える視点です。

 

そして、もう一つ大切なことは 「自分自身を理解すること」 です。

自分が何を大切にし、どんな価値観を持ち、どんな生き方をしたいのかを知ることが、主体的な生き方をするための土台になります。

今日の先生との会話の中でも、「ハートフォーカス」、つまり 「自分の心に焦点を当てる」ことが大事 だという話がありました。

「今、自分は何を感じているのか?」

「何を大切にして生きていきたいのか?」

そういった問いを持ち、日々の選択を積み重ねることが、より豊かな人生につながるのではないでしょうか?

自分軸を持って主体的に生きる

意識と無意識のはたらき

私たちの脳や意識・無意識について考えたとき、意識が向いているのはほとんどが未来か過去のことです。

過去を振り返って「あれが良かった」「あれは良くなかった」と喜んだり後悔したり、また未来に対する期待や不安を感じたりします。

つまり、意識は未来を創造するために働いているのですが、実際に「今」を生きているのは私たちの心臓なのです。

 

だからこそ、「今、この瞬間」にフォーカスすることが大切。

そして、そのためには「自分は何者なのか?」「自分は何を大切にしているのか?」を理解していないと、主体的に生きることが難しくなります。

自分の感情を理解することの大切さ

主体的に行動しようとするとき、「私はこう考えます」「私はこう感じました」と言葉で表現することが大切になります。

でも、もし自分の感情を把握できていなかったらどうでしょう?

例えば、「なんだかモヤモヤする」「よくわからないけどイライラする」といった状態のとき、

自分が本当は何を感じているのか明確でないと、それを言葉にすることができません。

でも、自分の気持ちを理解できるようになると、「私は悲しかった」「私はイライラしていた」と、具体的に表現できるようになります。

さらに、自分が何を大事にしているのかが明確になると、日々の選択の基準がはっきりしてきます。

たとえば、家族を大切にしている人なら「今日は家族との予定があるから、この誘いは断ろう」とか

「今日は家族も出かけているから参加しよう」と、自分の価値観に沿った決断ができるようになります。

 

自分を知ることで、より生きやすくなる

自分軸が明確になればなるほど、主体的に行動しやすくなります。これが、今日私が一番強く感じたことでした。

自分を知ることで、より生きやすくなるだけでなく、他人の良いところや苦手な部分も自然と見えてくるようになります。

すると、より深いコミュニケーションができるようになります。

 

結局のところ、コミュニケーションの基礎は「自分を知ること」。

自分が何を求め、何を大切にしているのかを明確にすることで、主体的な発言や行動ができるようになります。

 

「主体的に生きる」というのは、自分を知り、自分の意思で選択しながら生きること。

これができると、もっと自由で、もっと自分らしい人生を歩めるのではないでしょうか?

 

コミュニケーションがうまくいけば、大半の問題は解決する!

「もう一つ大事なことを思ったんですけど…」そう、それは コミュニケーションの大切さ です。

実は、世の中で起きている問題のほとんどは コミュニケーションのズレ から生まれています。

例えば、お仕事で契約をしたのに、締め切りが守れなかったとします。

この場合、本当の問題は「期限が守れなかったこと」ではなく、その 事実をどう伝えたか にあるんです。

 

もし、期限に間に合わないことがわかった時点で「少し遅れるかもしれません」と 誠実に伝えていたら 、どうでしょう?

トラブルになることなく、お互い納得した上でスムーズに進められたかもしれませんよね。

逆に、何も言わずに突然期限を過ぎてしまうと、「なぜもっと早く言ってくれなかったの?」と相手は不満を感じてしまう…。

そう、 トラブルを防ぐカギは、しっかりとしたコミュニケーションにある んです!

 

伝わっていないことが、問題を引き起こす

私たちの日常で起こる さまざまなトラブルやモヤモヤ も、結局は「伝え方」が原因になっていることがほとんど。

・交通事故でも「どういう状況だったのか」が正しく伝わらなければ、誤解が生まれる。

・お客様とのトラブルも「ちゃんと説明したつもり」だったのに、相手には伝わっていなかった。

・家族とのすれ違いも「言わなくても分かるよね?」という 思い込み から起こることが多い。

こう考えると、 コミュニケーションが円滑に取れていたら、そもそも問題にならなかったこと って多いと思いませんか?

 

もちろん、システムの不具合や外部要因で問題が起こることもあります。

でも、人と人との間で起こることなら、 きちんと伝えること でほとんどの問題は回避できるんです。

大切なのは、伝わっているかを確認すること

自分が「ちゃんと話した」と思っても、相手が理解していなければ 伝えたことにはならない んですよね。

 

自分を知ることも、良いコミュニケーションの第一歩

ここまで「相手とのコミュニケーション」について話してきましたが、実はもう一つ大事なことがあります。

それは 「自分とのコミュニケーション」

・自分は何を大切にしているのか?
・どんな価値観で生きたいのか?
・何を優先したいのか?

こうしたことをしっかり理解していると、 主体的に選択できるようになる んです。

すると、「自分の気持ちを正しく伝える力」も自然と身についていきます。

コミュニケーションの質を上げることで、 自分が望む結果も得られやすくなる んですよね。

例えば、「ちゃんと伝える」ことができれば、求めていた イエス の返事がもらえたり、誤解なくスムーズに物事が進んだり。

だからこそ、 伝えることを大切にしてほしい なと思います。

「言わなくても分かるよね」ではなく、 「言葉にしなければ伝わらない」 という意識を持つことが大切ですね。

ぜひ、日々の生活の中で 「伝えること」 を意識してみてくださいね♪

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