「時間が足りない…」は思い込み?心のクセに気づくだけで、毎日が変わる
「やりたいことが全然終わらない…」「1日ってほんと短い…」そんなふうに感じること、ありませんか?
実はこれ、多くの場合「本当に時間が足りない」というよりは、“時間が足りない気がしている”だけだったりするんです。
これって、ちょっとショックかもしれませんが…
逆に言えば、物事の捉え方=思考のクセを変えることで、「時間の余裕」は意外とすぐに手に入るんですよ。
今回は、そんな思考のクセに気づくためのNLP的アプローチをご紹介します。
「時間がない」は“口グセ”かも?
「やることが多すぎて、無理!」って感じるとき、よ〜く思い返してみてください。
実はスマホを見ていたり、なんとなくSNSをスクロールしていた時間があったりしませんか?
でもそのときの私たちって、
「休んでる」とか「気晴らししてる」って感覚じゃなくて、
ただ「焦って何かから逃げてる」みたいな、そんな状態になっていることが多いんです。
この状態が続くと、脳がずっと“忙しいモード”になってしまって、
「時間がない」が口グセになってしまいます。
まずは“今の自分”に気づくことから
NLPでは、こういった思考や感じ方のクセを客観的に見て、
「自分がどう感じているか」「何に反応しているか」に意識を向けることで、
そのクセを変えることができます。
たとえばこんなワークをやってみましょう。
🗒️ かんたんチェックワーク:私の「時間ないモード」を探す
- 最近、「時間がない…!」って思ったときを3つ思い出す
- そのとき、どんな気持ちだったか・身体の感覚をメモ
- 実はその前後に、無意識にやっていた行動(SNS、YouTube、ネットサーフィンなど)も書き出す
これをやってみると、
「忙しいって思ってたけど、意外とぼーっとしてたかも…」とか
「不安な気持ちが強くて、動けてなかったのかも」って、
自分の“思考のパターン”に気づけるようになります。
ほんの少しの「視点の切り替え」で、時間にゆとりが生まれる。
「忙しいから何もできない…」じゃなくて、
「私は今、ちょっと混乱してるだけかも」と気づけるだけで、
気持ちがすーっと落ち着く瞬間があります。
“現実”を変える前に、“見方”をちょっと変えるだけで、
気持ちに余裕ができて、自然と行動も変わっていくんです。
「なんとなく不安」をやめたら、時間にゆとりが
予定を立てようと思っても、なんだかモヤモヤ…
「急な予定が入るかも」「本当にこの時間で足りるかな?」って、
ついつい考えすぎて、スケジュールが組めない…なんてこと、ありませんか?
そのモヤモヤ、不安の正体をうまく扱えば、スケジュールはもっと気軽に、楽しく立てられるようになります♡
不安の正体は「曖昧さ」
「予定が立てられない」っていう悩みの多くは、
“時間がない”というより“曖昧な不安”が原因になっていることが多いんです。
たとえば…
- 「仕事が終わらないかも」→実際どれくらいかかるか計っていない
- 「急な予定が入るかも」→それ、月に何回くらいある?
- 「なんとなくしんどそう」→何がしんどくなりそう?
こんなふうに、“漠然とした感覚”が脳内でぐるぐるしていると、
思考がフリーズして、「もう予定立てるのやめよ…」ってなっちゃうんですよね。
NLP的アプローチ:不安を“言葉にしてあげる”だけで変わる
NLPでは、こうしたモヤモヤした感情を具体的な言葉や形にしていくことで、
不安を“分解”して扱いやすくします。
これだけでも、スケジュールへの苦手意識がふっと軽くなるんです♡
🗒️ ワーク:モヤモヤを整理して、ラクに予定を立てる方法
①「今週やりたいこと」を3つだけ書き出す
例)
- ネイルの予約を入れる
- 部屋の片付けをする
- 新しいカフェに行ってみたい
②それぞれに対して、「なぜやれていないのか?」を一言で書く
例)
- ネイル → 予約の時間が取れるか不安
- 片付け → どこから手をつけたらいいかわからない
- カフェ → 場所をまだ調べてない
③「実はこれだけやれば進む」という行動を決める
例)
- ネイル → スマホで空いてる日を3つピックアップ
- 片付け → とりあえず机の上だけ片づける
- カフェ → 今日のお昼に地図で調べる
こうやって、「何が不安なのか?」「どこで止まってるのか?」をハッキリさせるだけで、
不思議なくらい、心もスケジュール帳もスッキリしてきますよ。
スケジュール帳は「完璧」を目指さない
予定って、実は「完璧に守るため」じゃなくて、「自分が安心するため」に書くものなんです。
全部やれなくてもいい。むしろ、途中で変更してもOK。
大事なのは、「自分が今、何をしたいか」「どう動いたらラクか」を見える化すること。
それだけで、毎日の過ごし方が変わってきますよ♪
今回も読んでいただきありがとうございました。