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行動のブレーキ、その原因知ってますか?

目次

みなさんは、「やろう!」と決めたのに、なぜか進めなかった経験がありませんか?

たとえば、何かを始めようと決めることって、日常の小さなことでも意外と多いですよね。

買い物に行こうとか、勉強しようとか、仕事に向かおうとか…

毎日のように自分で「決めている」ことってたくさんあります。

それが習慣になっていることでも、実は一つ一つ決めているんですよね。

でも、その中で、「決めたけれど、やっていないこと」ってありませんか?

行動できない理由:2つの主な原因

もし「あれ、そういえば決めたけどやっていないな」と思い当たるものがあったら、ぜひ教えてくださいね。

こうした「行動できていない」ことって、小さい頃から何かしら抱えてきたことかもしれません。

私自身も、つい先延ばしにしてしまうことがいくつかあります。

「やろう」と思っているのに、後回しにしてしまっているもの、皆さんにもありませんか?

どんなことが思い当たりますか?

その「先延ばし癖」や「やらない」を繰り返し、いつの間にか自分の中で大きくなってきて、

気づいたら「やらないといけないこと」が自分を圧迫するような感覚、皆さんも感じたことがありませんか?

約束があるのにそこへ向かえなかったり、気持ちが重くなったりしてしまう。

誰かとの約束でなく、自分との約束であっても、ずっとブレーキがかかったままで、なかなか進まないという経験、少なからずあるかもしれませんね。

こうした「やらないことの先送り」は無意識のうちに行ってしまうこともあります。

1か月前に「やろう」と思っていたことが、気づけばまだ手つかずだったりする…。

こういう時、みなさんは「どうしてだろう?」と思ったことありませんか?

ぜひ、少し考えてみてください。

 

自分のミッションや心からの欲求に沿っていないこと

私が考える理由は、主に2つあります。

1つ目は、自分の「ミッション」や「天命」と違うことをしているからかもしれません。

自分の使命や心からやりたいことに沿っていると、内側から自然とエネルギーが湧いてくるものですよね。

たとえば、好きなことに没頭していたり、夢中で作業している時って、

必死で頑張っているつもりはなく、ただ「やりたくてやっている」状態です。

それは好きだからこそ頑張っているとは思わず、むしろ「やらずにはいられない」感覚ですよね。

でも、もし自分がそう感じられない時、「やらなくちゃ」と思っているけれども心が動かない時、

それはもしかすると本当にやりたいことではないのかもしれません。

ワクワクする感情が湧いてこないと、行動するエネルギーも自然と湧いてこないんです。

これが「行動のブレーキ」の1つの大きな理由ではないでしょうか。

過去のネガティブな経験と恐怖心

そして2つ目の理由ですが、これは私自身の経験からわかったことでもあります。

過去の経験から、ある行動の先に「恐怖」や「悲しみ」などのネガティブな感情がついていると、

その行動をすることが難しくなることがあります。

たとえば、「プールで水泳の練習をしましょう」と言われた時に、

もし以前に溺れた経験があれば、プールに入ること自体に対する恐怖が湧いてきますよね。

その結果、練習を始める前から、心が「またあの辛い経験をするかもしれない」と感じてしまい、

行動へのブレーキがかかってしまうんです。

また、仕事で大勢の前でプレゼンテーションをした際に「笑われた」とか「恥をかいた」と感じた経験があると、

その「恥ずかしさ」の記憶が心に深く刻まれ、次に人前で話すこと自体が怖くなってしまうこともありますよね。

嫌な記憶があると、それがトリガーとなって、プレゼンや発表に対する準備が億劫に感じたり、

極度に緊張してしまったりして、行動に移せなくなることがあります。

こうしたネガティブな感情が、無意識のうちに自分を守ろうとしてブレーキをかけてしまっているんですね。

こうした行動のブレーキって、実は自分で気づいていないことが多いんですよね。

私も最近、自分の経験を振り返り、気づかされたことがありました。

普段、私はクライアントさんに「思考感情のリリースワーク」として、

不要な感情や思い込みを手放すセッションを提供しています。過去の辛い出来事や、

怒りや悲しみ、恐怖、後悔、罪悪感といった感情を解放していくことがメインです。

たとえば、過去にプレゼンで失敗して「もう恥ずかしい思いはしたくない!」と強く思い込むと、

無意識に「人前では話さない」と決めてしまいます。

そして、会議などで意見を求められた時にも手を挙げることができなくなってしまう。

こうした感情や信念が無意識に入り込み、私たちの行動にブレーキをかけていることって本当に多いんです。

 

意識と無意識の統合による行動促進

実は、私自身も「感情のメンテナンス」を何度も行ってきたのに、

完全に手放せていない感情が残っていることに気づきました。

私の場合は「セールスをしたくない」という抵抗感があったんです。

普段はクライアントさんがいて、私のサービスに対してお金を支払っていただいていますし、

私もその分のエネルギーとサポートを提供しています。

でも、どこかで「セールスをすること」に対するネガティブな感情が残っていて、

自分がその感情の影響を受けていることに気づきました。

あなたも、無意識にブレーキがかかっているような感情や思い込みがあるかもしれません。

どんなことでもいいので、まずは気づくことから始めてみるといいかもしれませんね。

さらに、クライアントさんに対して喜んでもらえる結果が待っているのに、

私自身が「セールスはしない」という選択をしてしまうことがあるんです。

理論上は、私のサービスで問題が解決され、多くの方が喜んでくれると理解していますし、

それを学んできました。頭ではしっかりと理解しているのに、いざセールスの場面になると、

なぜかその選択から逃げてしまう自分がいるんですよね。

私の場合、どうやらそうした「潜在ニーズ」を持つ相手に対して、

自分の商品やサービスを売ることに抵抗を感じていたようです。

意識の上では提供したいと思っていたのに、無意識ではどこかでそれを拒んでいたのです。

私は普段「MER」という感情リリースの手法を使って、不要な感情や思い込みを手放すためのサポートを行っています。

自分も他者のサポートを借りて、内面の整理をしていたところ、「セールス」に対して抱いていた抵抗に気づきました。

目の前で明確に解決策を求めている方には、必要と感じれば快くサービスを提供しています。

しかし、相手が自身の問題に気づいていない場合にまで、積極的にサービスを提案することに抵抗があったのです。

その原因は、自分の過去の経験に根差していることがわかりました。

どのような感情があったかはここでは控えますが、小学校1年生や2年生、つまり7〜8歳くらいまでの記憶が関係しています。

この年齢の頃は、無意識と意識の境目がまだしっかりと形成されていないため、

この時期に受け取った言葉やイメージは、そのまま無意識に浸透しやすいと言われています。

この時期に私の中で「セールス」に対してネガティブな感情が芽生え、

無意識の中で「やりたくない」という気持ちが形成されていたことに気づきました。

意識的には「提供したい」と思っているのに、無意識では「セールスをしたくない」と感じていたために、

それが行動に制限をかけていたのです。

このように、自分の意識と無意識が相反することはよくありますが、

自分だけでその理由に気づくのはなかなか難しいものです。

私も、セッションを通して質問を受け、掘り下げてもらう中でようやくその原因を認識することができました。

また、感情のリリースについても、自分でできる部分はあるものの、プロのサポートを受けることで、

さらに深いレベルの解放が可能であることを改めて感じました。

まとめと次のステップ

今回の経験で、自分がセールスに対して持っていたネガティブな印象は、

過去の出来事に由来するものだと再確認し、その無意識のイメージがポジティブに変化したことがわかりました。

その後、私自身もサービスを提供される立場となり、成長したり、物品を通して幸せを感じたりする経験を積む中で、

提供してもらったことに対して「ありがとう」と感じるようになりました。

しかし、その一方で、幼少期に形成されたネガティブな印象が潜在的に心のブレーキとして残っていたことには、

当時は気づいていなかったのです。

皆さんも何かしら心のブレーキを感じて、数週間、数ヶ月、あるいは何年も取り組めずにいることはありませんか?

それが行動できない原因として、どのような思い込みや心のブロックが影響しているのかを考えたことがあるでしょうか?

また、自分の「使命」や「心の底からワクワクすること」について思いを巡らせたことはありますか?

行動する先に、求めている結果が待っているとわかっていても、

その行動自体にネガティブな思い込みがついていることで、動き出せないことがあるかもしれません。

このような無意識の障害に心当たりがあれば、それを手放すことで新たな一歩を踏み出すことができるかもしれません。

無意識の問題を認識するには、まずその存在に気づくことが必要です。

例えるならば、食事中に米粒が服についているようなもので、

他の人が気づいて「服に何かついているよ」と教えてくれるまで、

自分では気づかないことがあるのと同じです。

自分では米粒がついていることに気づかないので、服を見直すこともありません。

そもそも、ゴミがついていることすら意識していないのです。

しかし、他の人から「服にゴミがついているよ」と教えてもらうことで、初めてその存在に気づきます。

このように、他人の力を借りることの重要性を実感します。

自分で内観をしていると、知らず知らずのうちに多くの思い込みが積み重なっていることがあります。

それらを手放すことで、驚くほどスムーズに心が軽くなり、前に進むことができるようになります。

思考や感情の「ゴミ」を手放していくことが、人生をより豊かにする第一歩です。

今日の話はここまでです。もし何か気づいたことや感じたことがあれば、それを参考にしてみてください。

あるいは、「これをやってみよう」と思ったことがあれば、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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