命の時間の使い方というタイトルを見て、少し重たい印象を受けるかもしれません。
でも、日々を「考えながら過ごす」のと「何も考えずに過ごす」のでは、
得られるものが全く違うと私は思うんです。
だからこそ、私とご縁のある方がこれを読んで、自分の人生やこれからの夢について
少しでも考えるきっかけになったら嬉しいな、と思っています。
私自身、もともと研修やセミナーに参加して学ぶのがすごく好きなんです。
たとえ長時間でも、楽しく受けられるタイプなんですよね。
それって何でだろう?って考えたとき、思い出したのが7年前。
あの頃、自己啓発系のセミナーを受けるために、1日10時間くらい会場にいたことが何度もあったんです。
それが2日間、3日間と続くことも普通でした。
だから、多分その頃に「長時間の学び」に慣れてしまったんでしょうね。
今回参加したセミナーも、1日8時間半ほど。2日間続けてだったので、合計するとかなりの時間ですよね。
でも、私にとってはあっという間でした。
デスクワークで座りっぱなしの仕事と同じくらいの時間ではあったけど、全然退屈に感じなかったんです。
これも「時間の使い方」の一つの形だと思うんですよね。
自分のミッションを生きるとは?
セッションをさせていただく中で、私が一番大切に思っているのは、
「自分のミッションを生きること」や「自分が本当にやりたいことをやること」です。
もっと言えば、自分自身に「やりたいことをやらせてあげる人」になってほしいと思っているんです。
そうすることで、心も体も健康で、長く元気に活躍できると思うからです。
反対に、やりたくないことを我慢して続けたり、本当はやりたいことがあるのにそれを言えなかったり、
行動できなかったりすると、ものすごく大きなストレスになりますよね。
精神的なストレスが溜まると、やっぱり体にも良くない影響が出てしまうものです。
だからこそ、ストレスを少なくすること、そしてやりたいことをして生きることが大切だと思います。
その方が、人生をもっと楽しめるし、結果的に体も健康になっていくと信じています。
時間の使い方って、本当に大事だと思いませんか?自分のやりたいことに時間を使うのか、
それとも我慢して「やらなきゃいけないこと」に使うのか。あなたは、今どんな時間の使い方をしていますか?
そして、時間の使い方を考えるとき、「決める」という行動がとても重要です。
迷っている時間って、実は大きな無駄になりがちなんですよね。
一瞬で決めるのと、10分、1時間、3日かけて決めるのとでは、最終的に決める内容は大体同じ。
でも、3日間迷っていると、一瞬で決めた人はその間にもう次の行動を始めています。
その分、行動に遅れが出てしまうんです。3日という貴重な時間をどう使うか。
そこにどれだけ価値を置けるかで、人生の進み方は大きく変わるんじゃないかな、と思います。
熟考しすぎる時間、どうしていますか?
「熟考する時間が多いのはいいこと」と言われますよね。でも、それが本当に効果的な時間であればの話です。
以前、こんなことを言われたことがあります。
「人生で一番もったいないのは迷っている時間だよ」と。
確かに、迷っているよりも行動してみる方が結果的に得られるものが多いと思うんです。
もし、その行動がうまくいかなかったとしても、次の方法を考えたり、違う手段を見つけたりして先に進めますよね。
だからこそ、「迷い続ける時間」はできるだけ短くしたいなって思っています。
時間は命そのもの
「時間」という資源は、私たちみんなに平等に与えられています。
お金はそうじゃないですよね。多く持っている人もいれば、少ない人もいる。
たくさん稼げる人もいれば、そうでない人もいる。でも時間だけは違います。
お金持ちも、貧しい人も、男性も女性も、大人も子どもも、1日はみんな同じ24時間です。
そしてその時間は1日、1週間、1か月、1年、10年、50年…と積み重なり、人生そのものを作り上げています。
私たちが「おぎゃあ」と生まれてから命を終えるまでの間、この積み重ねがすべてなんですよね。
だから今こうして過ごしている「1分1秒」も命の一部。
そう考えると、この時間の使い方がどれほど重要か、改めて実感しませんか?
時間の使い方に気づくきっかけ
研修の中で、時間について改めて考える機会がありました。
そういえば、私のお客様によくこんなことをお伝えしています。
「時間は、みんなに平等に与えられた最も価値のある資源です。
その資源をいかに効果的に使うか、無駄にしないかが人生を大きく左右しますよ」と。
いつも伝えていることなのに、自分自身その重要さを少し忘れていたかもしれません。
時間は命そのもの。だからこそ、迷いに使うよりも行動に使う、無駄にするよりも意味のあることに使う。
それが、私たちの未来をより良いものにする第一歩なのだと、改めて感じました。
時間の使い方を3つに分けてみると…
大切な「時間の使い方」、これを大きく3つに分類できるんです。実はこの考え方、お金の使い方にも似ているんですよね。
1. 「消費」の時間
これは生きていくために必要な、どうしても省けない時間のことです。
例えば、睡眠時間や食事の時間、トイレに行く時間やお風呂に入る時間など、
生きるために必要不可欠な時間のこと。
お金で言えば、食べ物を買ったり生活必需品を購入したりする「消費」に当たります。
この「消費」の時間やお金は、私たちが日々を健康に過ごすために必要なものですよね。
でも、無意識に使ってしまいがちな部分でもあるので、少し見直してみると新しい気づきがあるかもしれません。
2.「浪費」の時間
これは、いわゆる「無駄な時間」のこと。
緊急でもないし重要でもないことを行っている時間です。
たとえば、特に意味のない電話だったり、ついついやってしまうスマホでのネットサーフィン。
なんとなくダラダラ過ごしてしまう時間も、これに当たります。
3.「投資」の時間
投資と聞くとお金を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、時間も同じように考えることができます。
お金の場合、自分の学びや将来の価値を高めるために使うことが「投資」とされますよね。
それと同じで、時間も自分の未来をより豊かにするために使うことが「投資の時間」です。
思い返してみると、「ああ、あの時間、他のことに使えたのにな」と後悔した経験、ありませんか?
この浪費の時間がなければ、自分がやりたいことや、もっと価値のあることに時間を使えたかもしれないのに…と
思うこともあるかもしれませんね。
もちろん、たまにはリラックスや気分転換も必要。
でも、無意識に過ごす時間が積み重なると、大事な時間がどんどん奪われていってしまいます。
浪費の時間を少し意識して減らしていくと、きっと今よりもっと充実した日々を送れるはずです!
浪費になる場合と投資になる場合
30分間リラックスしようと決めて休憩を取ったのに、その後さらに1時間もダラダラしてしまって、
気づけば「なんだか無駄に過ごしちゃったな…」という感覚になること、ありませんか?
こういう予定になかったダラダラと過ごす時間は、浪費といえます。
一方で、「ここでリラックスする時間を取ることで、その後の仕事や活動でパフォーマンスを上げよう!」と
意識して予定を立てて休憩を取るなら、それは投資です。
たとえ同じ30分の休憩でも、目的を持って取ることで将来の自分にとってプラスの効果を生むからです。
このように、「時間をどう使うか」「その時間に目的があるか」がポイントなんです。
自分の毎日を振り返り、消費・浪費・投資の時間がどのくらいの割合になっているのかを意識することで、
時間の使い方がもっと充実したものになるはずですよ!
睡眠時間が占める人生の割合を考えると
睡眠って取らないと健康を害する可能性が高まる、とても大切な時間ですよね。
でも、改めて考えてみると、人生の中で睡眠が占める割合って意外と大きいんです。
たとえば、1日6時間眠る人なら、1日の4分の1が睡眠に使われていますし、8時間眠る人なら3分の1が睡眠の時間です。
もし90年生きるとしたら、その3分の1が睡眠時間だとすると…なんと30年も寝ている計算になります!
「30年も寝てるなんて!」と驚きますよね。日々の中ではそんなに多いとは感じなくても、
こうして人生単位で見てみると、本当に大きな時間の積み重ねです。
毎日をなんとなく過ごしていると…
なんだか毎日をぼんやり過ごしていると、時間がたっぷりあるように感じたり、
逆に長く感じたりすることってありませんか?
でも、実際には人生の90年や100年なんて、過ぎてみればあっという間だと思うんです。
時間は命そのもの。
毎日少しずつ積み重ねている時間が、あなたの命そのものになっています。
だからこそ、その大切な時間をどう使うかで、未来の自分が後悔するか、
「あの時、素晴らしい時間の使い方をしたな」と誇れる人生になるかが決まってくるんです。
あなたがどうしたいのか、何をやりたいのか。
それを見つけることが大事です。最初に「天命を生きる」とか
「自分のやりたいことをする」といった話をしましたが、
要は自分自身にやりたいことをさせてあげるということなんですよね。
やりたいことをしている時って、ワクワクしたり楽しくて、時間そのものの価値が一気に高まります。
たとえば、食事や日常生活に必要な消費の時間と比べても、目標や夢がある時間の方がはるかに充実感があります。
だからといって、大きな目標や夢である必要はないんです。
小さなことでもいいんですよ!
たとえば…
- 誰かと会って話してみたい
- 両親と一緒に旅行に行きたい
- 好きな趣味に時間を使いたい
こうした「ちょっとやりたいこと」を見つけて、そのために時間を使ってみると、自然とその時間の価値が上がっていくんです。
やりたいことが増えてくると、浪費する時間がどんどん減っていくのを感じると思います。
人生の時間は有限で、取り戻すことはできません。
だからこそ、「消費」「浪費」「投資」のどれに時間を使うのかを意識してみてください。
そして、未来の自分が「この時間の使い方、本当に良かったな」と思えるような過ごし方をしてみましょう。
少しずつでも、時間の価値を上げていけるといいですね!
時間の価値を改めて考える
今回お話しした内容は、私自身が再認識したいと思った学びでもあり、
きっと誰かの役に立つと思ってお話しさせていただきました。
本当に、時間というものは一番価値のあるものです。
時間は取り返せないし、増やすこともできません。
ただ、理論的に考えれば、自分がやらなくてもいい仕事を誰かに依頼することで、
自分の自由な時間を増やすことは可能ですよね。
例えば家事や雑務を外注することで、その分、自分が使える時間が増えるように。
とはいえ、1日は24時間、1年は365日で、これが積み重なって人生ができています。
だからこそ、その時間をどう投資するか、自分にとって価値のある時間にするかは、あなた次第なんです。
そのために大事なのは、「やらないことを決める」ことです。
今使っている時間の中で浪費している部分を見直し、何か一つでもやらないと決めて、その分を投資に回してみる。
例えば、なんとなく見ているSNSの時間や、だらだら過ごしてしまう時間を少し削るだけでも、
他にやりたいことや未来の自分のためになることに使えるようになりますよね。
ぜひ、自分の未来にとって投資になるような、未来の自分が喜ぶ時間の使い方をしてみてください。
もし、今日の話を聞いて「これをやらない」と決めたことがあれば、ぜひLINE公式やコメント欄で教えてくださいね。
宣言してみたり、口に出してみることで行動に移しやすくなると思います。
それでは、今日はこの辺で。これからの時間の使い方が、皆さんにとってより良いものになりますように!