こんばんは!今日は「フィードバックの考え方」についてお話しします。
私が学んでいるNLP(神経言語プログラミング)で印象に残ったフレーズに、
“There is only feedback” という言葉があります。
日本語にすると「すべてはフィードバックにすぎない」といった意味です。
この言葉には、「世の中に存在するのはフィードバックだけだ」という考えが込められています。
すべてはフィードバックとは
では、これがどういうことなのか、少し詳しくお伝えしますね。
たとえば、何か新しいことにチャレンジしたり、目標に向かって行動を起こしたりするとします。
その中で、順調に進む時もあれば、思ったようにいかない時もありますよね。
これって誰もが経験することだと思います。
順調に進んでいる時は、その調子で継続して取り組んだり、さらに良い結果を目指して工夫したりすればいいですよね。
でも問題は、うまくいかなかった時にどう捉えるか です。
多くの人はこのような状況で「失敗した」と考えてしまうかもしれません。
実際、「失敗」という言葉自体があるので、そう思ってしまうのは自然なことです。
でも、ここで大切なのは、「失敗ではなくフィードバックだ」と捉えること なんです。
成功している人は、たとえうまくいかないことがあったとしても、それを「失敗」として落ち込むのではなく、前向きに捉えます。
「うまくいかなかった出来事も、何か必要な理由があって起きている」と考え、その経験をもとに改善方法を探ります。
「次はどうすればもっと良くなるだろう?」と、成長へのステップとして活用しているんです。
つまり、どんな出来事もフィードバックと捉えることで、前に進むエネルギーに変えられるということ。
失敗という概念にとらわれず、経験すべてを「学びの材料」として受け入れる。
この視点を持つことで、行動するのがもっと楽しくなり、結果も良い方向に向かっていくと思います。
フィードバックの使い方
フィードバックについてのお話を、わかりやすくお伝えしますね。
たとえば、Aという方法を試してみたけれど、うまくいかなかったとします。
その結果、フィードバックとして「この方法はうまくいかない」とわかりましたよね。
そこで、次にBという別の方法を試してみる。でも、もしそれもまたうまくいかなかったらどうでしょう?
ここが大事なポイントなんです。うまくいかなかった結果をただ「失敗」として受け取るのではなく、
フィードバックとして「何を改善すればよいのか」を考えるきっかけにするんです。
そうやって少しずつ改善を繰り返しながら行動を続けることで、前に進んでいくことができます。
この繰り返しが、成功へのプロセスなんです。大切なのは、「失敗なんて存在しない」という考え方を持つこと。
今まで「失敗」と思っていたものは、実はすべてあなたに何かを教えてくれるフィードバックなんです。
その教えをもとに、「ここを変えてみよう」と改善を重ねること。
あるいは、捉え方を変えることで、新たな行動を取ることもできます。
もし「失敗だ」と感じて落ち込んでしまうと、そこで立ち止まってしまったり、次の挑戦が怖くなったりするかもしれません。
でも、「これはフィードバックなんだ」と思えると、次に向けて何をすればよいのかが見えてきます。
足りないものを補ったり、余計なものを減らしたりして、また挑戦を続けられるようになります。
こうして改善を繰り返していくと、最終的にはきっと「うまくいく」という結果を手にすることができます。
それが1回目なのか10回目なのかは人それぞれ。でも、このプロセスを続けていく限り、必ず結果に近づけるんです。
もし本当に「失敗」があるとしたら、それは途中で諦めてしまうこと。
その時点でフィードバックを生かせていないので、そこで止まってしまう可能性があります。
でも、諦めずに改善し続ける限り、失敗なんてものは存在しないんです。
ただ「もっとこうしたほうがいいよ」という教えを受け取っているだけ。
それを素直に受け取り、改善し続ければいいんです。
この考え方を取り入れると、きっと次の挑戦も楽しめるようになりますよ!
エジソンはなぜ成功できたのか
エジソンの有名な話、皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれませんね。
彼の研究があったおかげで、今では電気が当たり前のように私たちの生活を照らしています。
電気を灯し、それを生活に根付かせる流通網を作り上げた偉大な人物です。
エジソンが最初に取り組んだのは、「電気を灯す」という挑戦でした。
この挑戦でよく知られているのが、何度失敗しても諦めず、ついに10,000回目で成功したという話です。
この回数が本当に10,000回だったかどうかは重要ではありません。
それよりも大切なのは、「エジソンが成功するまで挑戦し続けた」という事実です。
あるとき、エジソンに「どうしてそんなに何度も挑戦できたのですか?」と尋ねられたそうです。
そのとき彼はこう答えたと言われています。
「失敗なんかじゃない。この方法では電気がつかないとわかっただけだ。」
この答えには、深い意味がありますね。
失敗した時の捉え方
エジソンにとって、「失敗」は存在しなかったのです。
「このやり方ではうまくいかない」と気づけただけ。
その気づきをフィードバックとして受け取り、新しい方法を試し続けたのです。
そして、彼の中には強い信念がありました。
「自分は必ず電気を灯せる」と信じていたからこそ、どれだけうまくいかなくても挑戦し続けられたのです。
エジソンの話から学べるのは、失敗に見えることも、実際は次の成功に向けたステップでしかないということです。
私たちも新しいことにチャレンジするとき、最初はうまくいかないことがほとんどです。
でも、それを失敗と捉えるのではなく、フィードバックとして受け取り、「次は何を改善すればいいのか?」と考える。
そしてそれを繰り返していけば、必ず結果がついてきます。
ぜひ、何かに挑戦している皆さんも「失敗」ではなく「フィードバック」として捉えてみてください。
その考え方が、次の一歩を踏み出す大きな力になるはずです。