うまくいっている人が共通して持っている視点
バランスライフコーチ岩下です。
今日は「うまくいく考え方」シリーズ第8回目をお届けします。
私が日々シェアしている考え方は、これまで学んできた自己啓発や脳科学NLP(神経言語プログラミング)などの中から、
「うまくいっている人たちが共通して持っているもの」をピックアップしたものです。
今回ご紹介するのは、NLPの中で私が出会った「常に最善」という考え方です。
NLPとは、成果を出している人たちが
・どんな考え方をしているのか
・どんな言葉を使っているのか
・どんな行動を取っているのか
を分析し、誰でも再現できるように体系化した学問です。
その中に出てくる前提の一つが、
「人はいつでも、その時点で持っているリソースの中で最善を尽くしている」
という考え方です。
英語では
Everyone is doing the best they can with the resources they have available
と表現されます。
つまり、私たちは常に「ベストを尽くしている」という前提で、自分自身や周囲の人と関わっていくということなのです。
「最善」という視点で見ると、世界の見え方が変わる
この考え方は、自分自身に対しても、目の前の人に対しても使います。
たとえば、「あの人は仕事をしない」「やる気がない」と感じる上司や部下がいたとしても、
その人はその人なりに、その時点での最善を尽くしている、と捉えるのです。
身近な例で言うと、子どもの成績も分かりやすいかもしれません。
普段は良い点数を取っている子が、ある日テストで思うような結果を出せなかったとき、
「どうして手を抜いたの?」
「わざと間違えたの?」
と感じてしまうこともあるかもしれません。
けれど、NLPの「常に最善」という考え方では、その子はその日その瞬間において、
持っている集中力や体調、心の状態の中で最善を尽くしていた、と捉えます。
結果が良くなかったとしても、それは怠けたからではなく、その時点で出せるベストだった、という見方です。
この視点を持つと、責める気持ちやイライラが減り、
「じゃあ、次はどうサポートしようか」
「何を整えたら、もっと力が発揮できるだろう」
という前向きな関わり方に変わっていきます。
自分にも、他人にも「常に最善」という前提で向き合うこと。
それだけで、心が少し楽になり、人間関係も穏やかに変化していくのではないでしょうか。
結果ではなく、その時点での「最善」に目を向ける
いつもの点数が取れなかったとしても、その日はもしかしたら体調がとても悪かったのかもしれません。
誰かと喧嘩をして心が落ち込んでいた可能性もありますし、ご家族の体調不良など、気がかりな出来事があったのかもしれません。
そうした背景がある中で、その人はその瞬間に出せる力の「最善」を尽くしている、と捉えるのがこの考え方です。
この視点に立つと、相手をけなしたり、責めたりすることがなくなります。
スポーツの世界でも同じです。
野球やチームスポーツでミスが起きると、そのミスによって試合に負けてしまったり、
仲間に迷惑をかけてしまったりすることもあります。
けれど、そのミスは決して「わざと」ではなく、常に最善を尽くしてプレーした結果として起きたものです。
もし体調が万全でなかったのであれば、
「体調管理の面では、事前にできることがあったかもしれない」
と振り返ることはできます。
ただし当日のプレーそのものについては、その時点での最善を尽くしていた、と捉えるのです。
行動と人格を切り離して見ることで、責めるのではなく、次に活かす視点が生まれます。
人間関係がうまくいくと、人生は自然と動き出す
このように「常に最善」という考え方で人を見るようになると、人間関係は驚くほど良くなっていきます。
私自身、この「うまくいく考え方」を取り入れてきて強く感じているのは、結局のところ、
人生の多くは人間関係によって左右されるということです。
人間関係がうまくいくと、自然と協力者が現れます。
自分一人で頑張るのではなく、周りの力を借りられるようになる。
それは、とても心強く、そして大きなエネルギーになります。
これまでご紹介してきた考え方、そしてこれからお伝えしていく「うまくいく考え方」は、
どれも突き詰めると人との関わり方に行き着きます。
相手も、自分も、常にその時点での最善を尽くしている。
この前提を持つだけで、世界の見え方はぐっと優しく、そして力強いものに変わっていくのではないでしょうか。
そして、この「うまくいく考え方」を持っていると、落ち込む時間がとても短くなります。
もし誰かと意見が食い違って揉めることがあったとしても、
必要以上に引きずらず、比較的早く前に進めるようになります。
結果として、人と良い関係を長く保ち続けられるようになるのです。
これは本当に大きな効果だと、私は実感しています。
だからこそ、私はNLPを多くの方が知っておいたほうがいいと感じています。
もしみんながこの考え方を学び、日常で使えるようになったら、
コミュニケーションはどこへ行っても、ずっと良い状態になると思うのです。
たとえその考え方を実践できない時があったとしても、
「そういう考え方があるよね」という共通言語を持っているだけで、
お互いにフィードバックし合うことができます。
「あ、そうだったね」「ちょっと忘れていたな」と気づければ、
そこから行動を変えることができます。
それだけで、人間関係も、仕事も、驚くほどスムーズになっていきます。
NLPは、誰から学んでも良いと思っていますが、できれば自分が
「この人、自然にうまくいっているな」
と感じる方から学ぶのがおすすめです。
エネルギーの使い方や、うまくいっている人が何を考えているのか。
そこには、再現性のあるヒントがたくさん詰まっています。
ぜひ、こうした考え方を日常に取り入れてみてください。
きっと、人との関わり方が少しずつ、でも確実に変わっていくはずです。
今回は「常に最善」という、うまくいく考え方シリーズ第8回をお届けしました。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
また次回も、楽しみにしていただけたらうれしいです。