私たちをつくる「四つの体」とは
こんにちは。バランスライフコーチの岩下玲子です。
今日は、皆さまのお役に立つと感じている大切なテーマをお伝えいたします。
うまくいっている人には、共通している行動や考え方があります。
その一つが、私がNLPの学びの中で出会った「四つの体を整える」という考え方です。
今回で、うまくいく考え方シリーズは第9回になります。
「体は一つではないの?」と最初は思われるかもしれません。
私自身も、はじめはそう感じていました。
しかしこの考え方では、触れる体と触れない自分を含め、私たちは四つの体で成り立っていると捉えます。
その四つとは、次の通りです。
- 精神性:生まれてきた意味や使命、魂の方向性
- 思考:日々の考え方や認識のパターン
- 感情:怒り、悲しみ、恐れ、喜びなどの心の動き
- 身体:実際に触れることのできる物理的な体
この四つが整っているとき、人は本来の力を発揮しやすくなると言われています。
触れない体のメンテナンスはできていますか
私がこの考え方を大切だと感じたのは、教えてくださった先生の言葉がきっかけでした。
精神・思考・感情・身体は、すべてつながっています。
そう考えたとき、私たちは毎日のように身体のメンテナンスをしていることに気づきます。
お風呂に入る、歯を磨く、爪を切る、髪を整える。
物理的な体を清潔に保ち、整える行動は、日常の一部になっています。
特別な状況でない限り、多くの方が当たり前のように続けていることではないでしょうか。
つまり私たちは、「触れる体のケア」は自然に行っているのです。
ではここで、一つの問いが生まれます。
思考のメンテナンスはしていますか。
感情のメンテナンスはしていますか。
触れることのできない三つの体に、どれだけ意識を向けているでしょうか。
この問いをいただいたとき、私はとても深く考えさせられました。
そして、四つの体すべてを整えることの大切さに気づいたのです。
整っていない内側は、身体の力を引き出せない
四つの体という視点で見つめてみると、
精神・思考・感情・物理的な身体のうち、
私たちは実は物理的な身体だけを日常的にメンテナンスしていることに気づきます。
身体は毎日のように清潔に整えている。
けれども、
- 思考を整えているでしょうか。
- 感情を整えているでしょうか。
そう問われたとき、
かつての私は「できている」とは言えませんでした。
そもそも、その発想すら持っていなかったのです。
しかし四つの体は、縦に連なりながら深く結びついています。
上から順に、精神 → 思考 → 感情 → 身体。
この流れで影響が伝わると考えたとき、
いくら身体を鍛え、整えていたとしても、
思考や感情が乱れていれば、身体は本来の力を発揮できません。
たとえば運動の場面を想像してみてください。
- 「自分にはできないかもしれない」という思考
- 深い悲しみや落ち込みといった感情
こうした状態のままで、
最高のパフォーマンスを発揮できるでしょうか。
これはスポーツだけの話ではありません。
仕事も、日常生活も、プライベートの楽しみでさえ、
思考と感情の状態に大きく左右されます。
だからこそ私は、
身体だけでなく思考と感情を整えることの重要性を学びました。
思考と感情を整えることが、人生の質を変えていく
思考と感情が整っているとき、
身体は驚くほど自然に、そして軽やかに動き始めます。
逆に言えば、
内側が整っていない状態で外側だけを整えようとしても、
どこかに無理が生まれてしまいます。
四つの体は別々ではなく、
常に影響し合う一つのつながった存在です。
だからこそ、
- 精神の方向性を見つめること
- 思考を健やかに保つこと
- 感情を丁寧に感じ、整えること
これらすべてが、
最終的には身体の状態や現実の結果へとつながっていきます。
もし今、思うように力が発揮できないと感じているなら、
それは能力の問題ではなく、
内側のどこかが整っていないサインなのかもしれません。
あなたは最近、
ご自身の思考や感情にどれだけ意識を向けているでしょうか。
そして、心のメンテナンスの時間を持てているでしょうか。
整った内側が、現実の流れを変えていく
実際に、物事がうまく進んでいる方を見ていると、
やはり思考と感情が整っていることに気づかされます。
感情に振り回されて衝動的に失敗してしまうことも少なく、
「自分はもう無理かもしれない」と諦めてしまう思考や、
誰かをひがんだり妬んだりする思いに長くとらわれることもありません。
こうした状態は、
言い換えれば思考と感情に溜まった不要なゴミのようなものです。
私たちは本来、常に最善を尽くして生きています。
そして、本来の状態は最善で整っている存在でもあります。
だからこそ大切なのは、
足りない何かを外側から足すことではなく、
内側を整え、不要な思い込みを手放していくことなのだと思います。
たとえば、
- 「自分にはできない」という思い込みを手放すこと
- 人と自分を比べ続ける癖を手放すこと
- 過去の怒りや許せない感情を少しずつ緩めていくこと
そうして思考が澄み、
感情が静かに整っていくと、
私の中ではそれは海の凪のような状態として感じられます。
穏やかで、安定していて、
地に足がつき、
自分の中心にしっかりと軸がある感覚です。
この状態にあるとき、
私たちは本当に必要なものを落ち着いて選び、
迷いなく決断できるようになります。
さらに、精神という最も高い領域からの情熱やエネルギーも、
思考や感情の濁りに遮られることなく、
そのまま身体や行動へと伝わっていきます。
その結果として、
自分の使命やミッションに沿った生き方が、
自然と形になっていくのだと思います。
もしよろしければ、
日々の中で少しだけ立ち止まり、
- 思考は澄んでいるか
- 感情は穏やかで安定しているか
そんな問いを、ご自身に向けてみてください。
そして必要であれば、
手放すこと、整えること、
あるいは専門的なサポートを受けることも含めて、
ご自身の内側を丁寧にケアしてみていただけたらと思います。
四つの体がつながり、整っていくとき、
必要な情報は自然と届き、
想いが現実になるまでの流れも、
驚くほど軽やかに進み始めます。
あなたにとって今、
整えてあげたい「内側の部分」はどこにあるでしょうか。
その気づきこそが、
次の一歩を優しく導いてくれるのかもしれません。