こんにちは。岩下玲子です。
今日は新しい仕事を始めたり、新しいプロジェクトを始めたりするときにとても重要になる考え方、
あなた自身が成長していくこと、そして新しい問題に直面したときに、それをどうやって解決していくか、そんなお話をしていきたいと思います。
自己成長がなぜ大事か?
その必要性がわからないと、人は成長することをやめてしまいます。
成長することをやめてしまったら、解決できるはずの問題も解決できなくなったりします。
だからあなたが自己成長する事がどんなに良いことか、そしてその成長のために何が必要か、そんな情報をキャッチしていただけたらと思います。
自己成長するという事は、あなた自身の能力が上がり、そしてあなた自身の満足感を向上させることができます。
仕事における自己成長の重要性
まず始めに、あなたが仕事において自己成長することがどうして大事なのかということを話したいと思います。
そして、仕事でのパフォーマンス向上やキャリアの発展、チームの拡大などに直結します。
あなたが成長することで、新しいチャレンジをしたり、新たな問題が生じたときにその問題に向き合うことができたり、目標達成していくときに必要な自信も養うことができます。
さらに、あなた自身が成長することが、あなたの所属する会社やチーム、組織全体にプラスの影響を与えて、会社自体、チーム自体の生産性が上がったり、革新的な技術や新たなアイディアが生まれたりイノベーションが起きていくことにつながります。
あなた個人の成長は、あなただけの成長には留まらないのです。
あなたの成長があなたのチーム、組織の成長に関係していて、あなた自身が成長することが組織の成長になり、組織の成長とあなたの成長の両方が相互に関係しあうことで、どんどんと組織の拡大・売り上げの拡大、世の中への貢献力の拡大にもつながり、結果として成功していく、ということになります。
では、あなた自身が成長していくのに、何が必要か?
必要なものが3つあります。
1つめは、今のあなたがどんな状態なのか、何ができて何ができないのか、あなた自身を知ること、自分自身を評価できる事です。
そして2つめは、目標設定をすることです。何も目標設定をしなければ成長はありません。
何か目標設定をして、その目標に向かうからこそ、新たな力が必要になり、新たなハードルが出てきて、そのハードルを乗り越えることでどんどん成長していきます。
3つめは、継続的に学習することです。
継続的に取り組むこと、継続的にチャレンジすることで、変化に対応していくことができます。
この3つを網羅すると、
あなた個人がどんな人なのか、自分で理解ができて、こういう強みがあるからこの強みが生かすことができる、こういう弱点・不得意なところがあるから、そこを仲間に補ってもらって共に成長していく、そういうポイントがわかるようになります。
また、成長した先の明確な目標を設定すると、その目標を達成するために、どんな技術が必要なのか、何を改善していけばよいのかも分かるようになってきます。
どこへ向かったらいいかが明確にわかるので、そこに向かっての継続的な努力もすることができて、そこへ向かって頑張ろうと言うモチベーションを持続していきます。
そしてチームの仲間、会社の仲間で目標が共有されることで一緒にそのゴールに向かっていくという結束感・一体感が生まれてチーム力もアップしていきます。
この状態になると、個々の力が大きく発揮され相乗効果が起きるので、個人の成長も組織の成長も加速していきます。
問題が起きた時の対処法
次に、実際に問題が起きたとき、どうやって対処したらいいのかということをお話します。
まず問題が起きたとき何をするのか?
その第一歩が、『それは何が問題なのか?』を特定することです。
問題が目の前で起きていても、それがどのように問題になっているか、その出来事・事象があることで何が困るのか、明確になっていない場合が多いです。
何かうまく進まなくなった、何かトラブルが発生した事は分かってもそのトラブルが起きたことでどんな影響を受けているのかがわかっていない。言語化できていないことが多々ありますので、まずはその問題が何なのか、何がそんなに良くないのか、客観的な情報も含めて分析していくことが必要になります。
自分1人だけの一方向だけの視点で見るのではなく、様々な視点から多角的に見ていく必要があります。
例えば、目の前で問題が起きたときに自分で原因だと思ったことを共有したら、チームメンバーは全く違う原因を考えていると言う場合もありますよね。
同じものを見ているようで、同じものが見えていない。
私たちは周りから見たり、聞いたりして得た情報から、様々な分析をしたりしますが、その受け取っている情報が、全く同じ空間に居て同じものを見ているはずなのに、人それぞれで違います。
皆、捉え方が違うので、自分1人で解決しようとしないで、チームで共有する。もしくはひとりで事業をしている方であれば、メンターやその業界の先輩の意見をもらうことも大切になります。
そして実際に問題を特定できた、分析できたという段階になったら、次はそれをどうやって解決するのか、解決策を考える必要があります。
解決をするときもひとつの方法だけしかないと言う事はほとんどないです。
また、問題解決する上で何をゴールとして解決するかということもとても重要になります。
問題解決する上で、目の前の事だけを見て解決しようとするときと、長期的な、例えば半年後、1年後、3年後という先のことまで予測をして解決策を講じていくのとで、まったく方法が違ったりします。
目の前の解決だけだったら対処療法で良いかもしれない。ひとまず目の前の問題が解決するので。
しかし、3年先を考えたときに、その解決方法だとまた同じ問題が生じることもあります。ですから、長期的な視点、半年後、1年後、3年後、5年後といった先の視点を持った状態で解決策を講じていくという必要があります。
そうすることで事業全体を長期的に続けていくことが可能になります。
そして、この2つ「成長して、問題を解決していく」ことを考えたときにカギになるのが『コミュニケーション』です。
今、何度もお話の中にチーム・仲間・会社という自分以外の人と関わりが出てきました。
人が関わるときには必ずコミュニケーションが生まれます。
つまりコミュニケーション技術を高める必要があると言うことです。コミュニケーション力が上がると、仕事においてもプライベートにおいても良い人間関係を築いて、問題が生じたときに、円滑に容易に解決していく、そういうことができます。
コミュニケーション力が低いと、あなたの伝えたいことが上手に伝わらなかったり、本当は伝えたい事と全く違うことが伝わってしまったり、何かを依頼しても相手が引き受けてくれないというようなことが起きます。だからあなた自身のコミュニケーション力を上げていく必要があります。
このコミュニケーションの技術、実は学校では学ばないのです。
学校では国語の授業はありましたよね。国語の授業で、文法や漢字や正しい言葉の言い回し使い方は学んでいます。でもね、どうやったら人に伝わりやすいように伝える事ができるか、自分の言葉を受け取ってもらうために何が必要か、などは学ぶ機会がほとんどないのです。
ということは、この『コミュニケーション力』『コミュニケーション技術』は、あなた自身が積極的に自分で学んで向上させていく必要があります。
コミュニケーションに欠かせないもの
このコミュニケーションの中には、「聞く力」も含まれます。他者とコミュニケーションを取るには、まず、相手の話を聞く必要があります。
そして自分の伝えたいこと、話したいことを発言していく必要があります。
そもそも人は自分にしか興味がないし、自分のことを話したい、聞いてもらいたいと思っているのです。
つまり、みんな最初は人の話を聞きたくないんですね。
自分のことをわかってほしい。受け止めてほしいと思っているものです。
だからあえて最初は自分のことを話すのではなくて、相手の話すことを聞く必要があります。相手の話を聞いていると、そのうち相手の人も、あなたの話を聞こうと思ってくれるようになります。
これがコミュニケーションの基礎になります。
コミュニケーションはその場しのぎではうまくいかないのです。
日々のコミュニケーションの繰り返しで「この人の話を聞こう」「聞きたい」って思われる必要があります。
その為には、普段から自分が相手の話を聞く必要があります。
そして相手の方が聞く体制になったら、その方に伝わりやすい言葉や話し方で伝えることが必要になります。
そこで生かせるのが脳科学である神経言語プログラミング「NLP」と言うものになります。このNLPはコミュニケーションする上でのパターンが分析されていて、こういう関わり方やこういう言い方をしたら、相手はこんな反応するよって言うのかまとめられています。
そしてコミュニケーションの改善方法が明確にわかっているというツールになります。このNLPを用いたコミュニケーションをしていくと、あなたの想い・伝えたいことが伝わりやすくなったり、相手の身振り手振りから相手の意図を汲み取ることができるようになったり、すごく効果的なコミュニケーションが取れるようになります。
なおかつ、自分に問題が起きたときに助けてほしいと伝えたら、助けてくれる人が増えてきます。
ぜひ、あなた自身のコミュニケーション力を向上させて、円滑なチーム、円滑な組織を作って問題解決を早めることをしていただきたいと思います。
そうすることで、この先、新しいビジネスや新しいチームを作った時も、より良い関係をいち早く作ることができ、大きな成果を出せるようになっていきます。
ぜひあなた自身を成長させるというところから始めてみて下さい。
今日もお読みいただきありがとうございました。