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すっきり起きられる睡眠と感情の関係(1)

今日は睡眠のお話です。

皆さんはぐっすり眠れていますか?

ぐっすり眠れているという感覚がありますか?

そして、朝すっきり起きられていますか?

どんな状況でしょうか。

「不眠症」や「睡眠が良くない」と言う言葉を聞くと、寝付きが悪いことをイメージする方が多いと思います。

しかし、実際に多くご相談いただくのは、朝が起きられない方です。

眠りにつくほうは、気づいたら眠っているとか、寝落ちしてしまうこともあるのですが、朝起きるほうが起きられなくて困といる人の方が実は多いのです。

朝にすっきり起きられて、

「よし今日も1日仕事頑張るぞ」と思い動くのと、

「あー、なんかを起きるのがしんどいな、まだもっと寝ていたいなぁ」

と思いながら無理矢理体を起こすのとでは、朝の始まりの感情が全く違います。

私たちは、感情に大きく左右される生き物です。

ワクワクする気持ちや楽しい感情などプラスの感情があると、眠い時でも起きることができます。

例えば、学生時代の修学旅行や遠足、大好きな人とデートする前夜など、感情がプラスに動く時は、朝早くに目が覚めたりして睡眠不足になることもあります。

しかし、睡眠時間が短くても元気に起きられて、楽しく準備ができてお出かけできますよね?

ところが、すごく嫌だなと思うお客様のところに謝りにいかなくてはいけないとか、今日大変な仕事があるから会社行きたくないという時は、朝、目が覚めても身体が重くてなかなか準備ができない、等ということが起きたりします。

なぜか、そう、人の身体は感情で支配されているからです。

◉どうやって整えるか?

これは心からでも身体(睡眠)からもアプローチができるのです。

体を整える事で心を整えていくこともできますし、心を整えることで身体を整えることもできます。

どちらから取り組んでも、結果、どちらも影響されて変わっていきます。

睡眠のセミナーでは、深く眠るために必要な栄養の話や、睡眠に入るときの体の整え方などのお話をしています。

意外かもしれませんが栄養が足りないことで眠れない人は多くいるのです。

質の良い睡眠をとるには栄養が必要なのです。

また、いくら栄養をしっかり摂り身体を整えていても、感情的にすごく落ち込んでいる時には、その記憶を定着しないために、浅い眠りになったりします。

だから、身体も感情もどちらも整えていく必要があります。

ここでは感情の話をしていこうかと思います。

あなたは心を整えるために何か取り組んでいることがありますか?

睡眠の時に限らず、何かイライラするとか、何か落ち込んだなとか、自分にとってネガティブな感情、あまり欲しくない感情を感じている時、自分の感情を良い状態に持っていこうと思って何かしていることはありますか?

「落ち込んだときにはこれをやるといつも整う」という方法を持っていると、それだけでプラスの感情でいられる時間が長くなります。

それで、眠る前に1日の嫌な感情をリセットして寝ることができたら、眠っている間に脳の中の老廃物が排出され、無意識からの声・メッセージも受け取れるのです。

心身が整った状態で眠っていくことができたら、その整った状態でまた朝が始まっていくから、翌朝の良いスタートができます。

その上で必要な栄養を取ると更に良い睡眠がとれます。

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