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心の健康がビジネスを変える〜経営者のための秘訣〜

今日のテーマは「心の健康」についてです。

「心の健康」を意識したことはありますか?

組織の中心にいる、経営者や親という立場にいる人が、

心の健康を手にしている事は、周囲に大きな影響を与えます。

健康な基準の多様性

日々、健康でありたいと願っている方も多いでしょうし、健康に関連するお仕事の方も多いでしょう。

しかし、『健康な状態』には、個人ごとに異なる基準があります。

例えば、『健康な身体』をイメージしたときに、「毎日走れる」と思う方もいれば、

「自分の足で歩いて自由に出かけられる」と思う方、

「食欲があり食事を楽しめること」と思う方もいるかもしれません。

3つの健康を構築する

私もまた、健康に対して基準を持っています。普段、私が意識している事、お客様のお手伝いで、一番大切にしていることは、

・心の健康

・身体の健康

・お金の健康

この3つの健康を構築することです。

私にとっては、これら3つの健康が相互に関連し合っていて、

バランス良く健康になっていることが大事なのです。

私は、もともとは睡眠・栄養という健康な身体を作る基礎を専門に仕事としていましたが、

健康を追求していくうちに心が身体に大きな影響を与えることに気づき、

現在社会では心の健康を整える必要性を強く感じています。実際に、精神疾患や強いストレス、

トラウマを抱えることが、体調不良につながることが多くあります。

例えば、やりたいことができなかったり、やりたくないことをしなければいけなかったり、

多くのストレスを抱えていると、身体が不調になり、痛みが生じることもあります。

そこに加えて、お金の健康も大きく影響します。お金は生活に不可欠であり、

お金の状態が健康でなければ、やりたいことに取り組めなくなったり、

引き受けたくないお客様を断れなくなったり、自分のなりたい姿・得たい状況を手に入れることが

難しくなります。

未来の健康への備え

食べ物を買うにも、電車に乗るにもお金が必要です。お金が健康な状態でないと、

自分の夢を実現するにも制約が生じます。お金が必要なだけ手元にないことがストレスとなり、

人間関係を壊したり、体調不良をに繋がったりする場合もあるでしょう。

今後の社会の変化も考慮し、お金の健康を保つことが重要です。

心と身体とお金の健康がそろわなければ、本当の意味での健康な状態にはなりにくいと考えます。

これらの基準は個々に異なりますが、自分の健康課題を解決し、より良い状態に向けて努力することが大切です。

 

自分の健康課題の発見と解決

自分が歳を重ねていったときに、身体に不自由が生じたり、

介護が必要になったりする可能性もあります。

その際、お金の量によって受けられる社会的サービスや、生活の快適さも変わってきます。

ですから、人生で一番若い『今』から、お金の準備をしてお金の健康を手に入れることは、

全ての将来的な健康に繋がります。

 

心と身体とお金、これらがすべて健康でないと、本当の健康な状態にはなりません。

自分の健康の課題がどこにあるか見つけて、解決していくことで、

ビジネスの成果も変わってきます。

 

自分の健康の課題を見つけることはできていますか?どのような状態が健康なのか、

自分なりの基準で判断することが重要です。他人が言う健康な状態よりも、

自分が納得できる状態が分かっていて、そこに向かって進むことが重要です。

 

ちなみに、私が思う『心の健康』は、病気ではない、ということではなく、

自分で自分を大切にできて、自己概念がしっかりしている状態です。自分の弱点も認めつつ、

自分を愛し、許し、受け入れることができる状態です。自分を愛し、許し、受け入れることができたら、

自分の周りの人に対しても同じ事ができます。それが真の心の健康な状態だと思っています。

 

つまり、『心の健康』が手に入っていれば、他人と自分を比較して落ち込むことや、

相手を卑下すること、できない人を責める必要もありません。

結局、これらは自分が設定した基準に合わないことに対して心を乱しているだけです。

自分の心の枠が広ければ、自分とは異なる人格や能力・個性を持つ相手も受け入れられ、

イライラすることも少なくなります。

自分が自分を認めた上で、努力を積み重ねることができれば、

自分を責めることはなくなります。

 

「自分は、なぜ、こんなにもできないのか」、「あの人は、なぜ、こんな事ができないのか」と

疑問に思いイライラすることもあるかもしれませんが、今の自分や他人を受け入れて認め、

そこからもっと良くなるために何をすればよいかを考えていけば、自分を責めたり、

他人と対立したりすることを避けることができます。これにより、異なる意見や文化が共存し、

争いがなくなります。例えば、土地や文化を守りたいと思うことがあっても、相手を尊重し、

争いを起こさない立ち位置を取ることができます。これには、心の余裕が必要であり、

社会や組織が人を育てる長い目での視野が必要です。

 

心の健康の役割と課題

心の問題だけでは解決できないものもたくさんあります。

心が健康になると、一人一人が自分を大切にし、弱いところを許し、

他人の弱いところも理解できるようになり、競争や対立が少なくなっていくはずです。

健康な状態をつくる第一歩は、まず自分の心を健康にすることです。

他人のことは後からで良くて、まずは自分が自分を愛し、自分の家族を愛し、

幸せな状態になることが重要です。その後、この幸せが周りへと広がっていくでしょう。

身体の不調や病気が現れたときも、病院へ行き薬を飲むことだけで対応するのではなく、

自分を認め、自分を愛し大切にすることが治療の一環となります。

子育てや仕事においても、成長するまで見守る余裕があれば、

社会や組織がより良い方向に発展できるでしょう。

 

本当に心が健康な状態になったら、争いのない世界が実現できると思います。

これは、マザーテレサがノーベル平和賞を受賞したときの言葉からも分かります。

「世界平和のためには何が必要ですか?」と聞かれた際に、

彼女は「家に帰って家族を愛しなさい」と言ったそうです。

それはまさにその通りだと感じました。自分が自分を愛し、自分の家族を愛し、

その家庭が幸せな状態になったら、その幸せが循環し広まっていくでしょう。

 

 

あなたの心が健康になり、他人を批判することも減り、

今まで許せなかった人を許すこともできるようになったら、

睡眠の質も上がり、体の不調も減少するでしょう。

 

病気も予防できます。みんなで自から健康な状態をつくっていきましょう。

 

ここまで、『心の健康』についてお話ししてきました。

何か一つでも、お役に立てていれば嬉しいです。

今日も、お読みいただきありがとうございました。

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